30分で寝付くために今日からやると良い6つのこと

 寝床に横たわって眠るまでに1時間以上かかる、「寝つきが悪い」方へ。さわやかに目覚められていないなら、改善の余地ありです。冷え、暑さで一時的にではなく、「いつものこと」ならなおさらです。

 睡眠の大切さはご存知と思いますが、現代社会を生き抜く忙しい若者が、より良いパフォーマンスを発揮できるように、簡潔にまとめます。

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注)日中30分以上寝る時間が取れる人、毎朝すきなだけ寝ていられるという方、には、適していないかもしれません。

 

寝つきを良くするポイント

眠りは、ホルモンや自律神経の影響を受けています。

これらは日内変動するものなので、就寝・起床時間を大きく変えない方が適応しやすいです。

しかし、それができないから、困っている、という方は、以下を順にお試しください。

 

1 起床時間を決める。

平日の起床時間は、出勤時間と朝の家事の逆算で決まりますね。ポイントは休日。どんなに寝坊しても2時間以内の変動に収めて下さい。とにかく一旦は起きましょう。


2 就床時間を予定する。

「その日の午後にならないとわからない」「夕方にならないとわからない。」

結構です。今はそれを与件としておきましょう。それも見通せない方は、

「帰りの電車の中」でもいいです。とにかく、家に帰る前に、今日は○時に寝よう、と決めて下さい。意識が眠りに向かうことが大切です。

1で起床時間は決まっているので、就床時間を予定すれば、今夜の睡眠時間がわかりますね。十分でしょうか?短い?それでも「計画のうち」です。

3 1時間半前には食事を済ませる。

寝ている間に胃がせっせと動いているのは、寝つきの悪いあなたにとって、好条件ではありません。食直後でなく、ひもじくもない、血糖も安定した状態、が理想です。

4 就寝30分前に入浴する

 ぬるめのお湯にゆったり長めに、と言いますが、リラックスできれば温度はお好みで。むしろ寝室の温度に気を配って下さい。入浴前に寝室の換気をしたり、エアコンの適温設定をすませましょう。冬は掛けふとんが重すぎないくらい、夏は薄掛けを掛けたい、くらいの温度が適当です。

「出てきたら気持ち良い部屋が待っている」と思いながら入浴して下さい。シャワーだけより、浴槽を使うのがおすすめです。

5 部屋を暗くしておきまりのメニューをこなす

スマホ、PCは見ません。

眠れるまで時間がかかるのでスマホで紛らす、という方は考えが「逆」です。

就床時間から逆算して入浴しているので、風呂上がりにすぐ寝室に入り、最低限のことをしたらさっさと室内照明を消し、小さな照明一つにします。視覚は日中十分に酷使しているので休ませます。おきまりのメニュー例としては

下記があります。「腹筋30回で一汗」など、激しい運動は交感神経を刺激するので、習慣として入れたい場合は、入浴前に回しましょう。

  • アロマ
  • 体を緩めるストレッチ
  • 夜用のヨガ
  • 音楽
  • マッサージ


6 眠れようが眠れなかろうが時間には横になって目を閉じる

何か気になることが出てきても、枕元においたメモに書くのみ。明日に回します。

疲れは、横になって目を閉じているだけでも取れます。

まとめ

以上1〜6を毎日繰り返します。

上記1〜6をまずは一週間、実施状況とその結果の睡眠状況の記録をつけて、やって見て下さい。まずは、やり始めることに重きをおきましょう。

苦労なくやれる項目は?難しいのは、3食事と5「脱デジタル画面」でしょうか。

日中働いていたら、かなり疲れているはず。環境整備をすれば眠れるのが自然のようで、この1〜6でほぼ全員眠れるようになります。


では、Good Night! 安らかな眠りがあなたを幸せにしますように。

この記事を書いた人

木春今日子